Sunday, February 26, 2006

雨の魔法と心の関係

朝から雨が降っている・・・
現実的に冷めた目で見れば、雨は鬱陶しく、用事がなければ外出も避けたかったりする。
しかし雨を題材にした歌や詩は実に多くある訳で、そしてまたその中の多くが美しく、憂いを帯び、切なく、またドラマチックに雨を詩っている。。。。

nanyは考えた。雨を題材に詩を書いた人たちは、実際雨の降る日に浮かんだのか・・・それとも雨を思って詩を書いたのか・・・・・??
どうでもよい事かもしれないが、やはり天気と人の心は微妙に関係がある気がしてならない。。。

実際nany自身<雨の日の休日>は少し「無口」だ。。その代わり心の中は色んな空想でいっぱいになる。。。
というか気づくとぼんやりと考え事をしていたりする。
テレビもステレオもつけずに、一人で部屋に居ると、雨の音がまるで勢いよく過ぎてゆく「時間の音」のような気がして、、、
もしかして部屋を出たらもの凄い月日が経っているのではないか・・・・?
一瞬・・そんな妄想すら引き起こしたりする。。。。。。

雨は少なからず人の心を「内に向ける」とnanyは思う。でもそれは美しき憂いとなって歌や詩に姿を変え、人にまた不思議な感情を起こさせる。
雨は少しだけそんな「魔力」を持っているのだ。。。。。。

 目的もなくnanyは雨の中、ぶらりと外に出た。そしてそのままバス停に向かいバスに乗った。
そしてバスに揺られ、窓にぶつかってはツーっと下に落ちてゆく雨の雫の繰り返しを見ているうちに何だか眠ってしまったようだ。。。。。

休日の昼下がりのガラガラのバスの中でザーザーと雨を蹴ってすれ違う車の音を遠くに聞きながら、うとうととする心地よさに・・・・・・・
「いつまでも駅に着かなければよいのに」と思った。。。。。
そしてなんだかこのまま夢の中に入ってしまいたいと思った。。。

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