Friday, February 03, 2006

早食い競争事件

nanyがまだ小学校に上がる前の夏の日の出来事である。。。。

nanyは小食のくせにすごく「食いしん坊」で・・・・・(あった・・にしておこう)
なので盛られたおやつの量が姉より少ないと不満だった。。。

nanyと姉は「みかんの缶詰」が大好きだった。(今は昔ほど好きでないことが少し悲しい;nanyは大人の味を覚えてしまったのか・・・・?)
その日のおやつはみかんの缶詰だった。母が忙しかったのか、2人で開けて分けることになった。nanyは小さかったから姉が取り分けてくれた・・・・。
2つのデザートグラスに丁寧に数を数えながら、「ふたーつ、よーっつ、むーっつ、、、」交互に入れてゆく。
nanyは不正がないように、じーっとその取り分ける様を見つめていた。

その様子がおもしろかったのかおもしろくなかったのか、姉は「じゃあ、こうしようか☆早く食べ終わった方が勝ちね!」
nanyは乗った☆「うん♪」

「よーーい☆ドン!」・・・・・・・・・・・
nanyは必死に食べた☆わき目も振らずせっせせっせと・・・・・

☆☆☆そしてnanyは勝った☆☆ ☆
「nanyの勝ち~~♪」。。。なんと、見れば姉はまだ半分以上は残っていた。
「あ~あ;負けちゃった!じゃあ、私は今からゆっくりたべよ♪まだ沢山残っているもん。」

“ハメられた!!”
考えてみればただ勝ちと言っただけでご褒美があるとも何とも言ってはいないのだ;
nanyは空っぽのデザートグラスを前にわんわん泣いた。しかし、自ら自分のお腹に納めてしまったのだからしかたがない。。。。

子供は無邪気な分、時として残酷。でもその後、姉にそういう意地悪をされた記憶もなく、nanyの食いしん坊丸出しもなくなった気がする。
そしてnanyは今<あの夏の事件はあって良かったのかもしれない>と思うのであった。

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