あの日、誘惑の蜜蜂にさらわれた私の“素直”・・・
あれからずっと探していました。。。。
そしてやっと見つけたのです。。。
あの月の裏側に貼り付けにされ
隠されてていたのです・・・・
でもそれはまやかしの素直だったのです。。。。
まやかしの素直だったのです・・・・・・
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立待月の夜でした
誘惑の蜜蜂にさらわれ
隠された私の素直を
ようやくあの月の裏側から取り戻したのに
やっと手にしたと思ったら
素直の使い方がわかりません;
私は素直の使い方を忘れてしまったのです
誰か取説持っていませんか?
素直の取説・・・・・
私は蜜蜂に言いました
「あなたが私の素直を盗んだから、使い方がわからなくなってしまったの;」
すると蜜蜂は言ったのです
『それは誤解だ。わたしが盗んだのは君の架空の素直だ。』
「架空の素直??」
『そう、君が自分の中に無理やり"素直”を作り出そうとしていたので
誤って君が使う前に私が盗んだのだ。。。』
「無理やり?誤って使う??」
私はだんだん混乱してきました。
そしてとても悲しくなってしまいました:・・・
私の本当の“素直”はどこへいったのでしょう???
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私は更に尋ねました
「それでは私の本当の素直はどこに行ってしまったの?」
蜜蜂は答えました
『それは自分が1番よく知っているはずだ。
君の本当の素直は君自身の中にある。。
忘れてしまったかい??
君は数ヶ月前に心の中に一粒の種を埋めたのを・・
大事に育てるとここで約束したはずだ。
君の素直(本当の君)も全てそこに眠っているはずだ。』
「あ;・・・・・・・」
『ふむ・・・それに素直の取説などと言ってるようでは情けない;』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・;
私は忘れていたのです。
「大切な時間の種」の話を。。。
少し勇み足に過ぎたけど大切に思った数々の時間。。
その時間の中で咲いた花が生み落とした種・・・
私はその種を今度はゆっくり大切に育てるために心に埋めたのです。
でも忙しかったりある程度充実してたりすると
その時の気持ちは忘れがち;
誘惑の蜜蜂はきっと
そんな私を戒めるために私のまやかしの素直を誘惑し
月の裏に貼り付けたのでしょう。。。
まやかしものは甘い蜜の香りに弱いのです・・・
<それから・・・・・>
nanyは暫く蜜蜂の言葉を心の中で反芻していた。。。
『素直の取説などど言っているようでは情けない;』
しかし判っていてもnanyにはまだまだ難しそうだ・・・・
でも「大切な時間の種」を育てながら徐々に。。。
そう徐々に・・・・・・・
nany*77% 7*23%・・・・・・・
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