Tuesday, May 23, 2006

雨降りは夢と魔法の狭間にて・・・


コンコン・・・・・・

7『何の音??nany??風の音なの?・・・nanyは居ないの?・・』

コンコン・・・・
  コンコン・・・・
    コンコン・・・・

7『nany怖いよ;何処にいるのー;??』

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・

それは遠い日の風の音・・・
私に何も言い残さずに 私の周りの風景ごと
そっくり切り取って持ち去ってしまった
あの日の風と同じ音・・・・・

あの時咲いてた花の香りごと全て
 あの日見ていた空の色ごと全て
    あの時笑った言葉ごと全て
     あの日泣いた涙ごと全て・・・

あの時突然私を一人ぼっちにした
あの日の風の音がまた・・
突然私の胸を叩くのです。。。。

外は雨降り・・・
  私は夢と魔法の中間を彷徨う様に柔らかな目眩を感じて・・・
外は雨降り・・・
   あの日の涙は甘い花の蜜となって
    私の心をゆっくりと濡らしてゆきます・・・
外は雨降り・・外は雨降り・・・・
   いつの間にか悪戯なあの日の風の音は消え
    私の心にただ甘い残り香を残してゆきました・・・

私は許しているのでしょう・・・
私は許していたのでしょう・・・

雨降りは夢と魔法の狭間にて
 彷徨う伏目がちな心の中に
  時々訪れる遠い日の風を呼んできます

そして遠い日の風の中で降る雨は
夢と魔法の間に降り続くあやかしの雨・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

nany「7??起きてちょうだい☆☆あんたすごい汗だし・・・・・・」
7  『nany?どこに行ってたの?風の音がすごく怖かった;』
nany「あんた夢を見ていたのね?こんな雨の日は不思議な魔法に掛かり易いの」
7  『7、魔法に掛かってたのー?』
nany「どーかな?心のコンディション次第って感じなのかな??」
7  『ふーん・・・・・・』

nanyはこのブログで時々、自分の心と天気の関係について書いていますが。。。
雨降りの日は特に、窓の外をぼーっと見る確率が高く・・・・
そのぼんやりとしたスクリーンの向こうに、色んな世界を想像したり、忘れかけていた風景を映したりするのです。。。。
そしてその風景は心のコンディションによって、違っているような気もいたします。。。。。

   nany*78%  7*22%・・・・・・






     
   




    

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