Wednesday, April 05, 2006
おさげ髪の思い出
どんよりと・・・・全てが泣き出しそうな朝でした。
道行く人もみんな伏し目がちに
これから降ろうとする雨に終焉の時を向えようとする桜達にも目を向けず
時間ごと半透明な膜に包まれて
どこかへ運び去られてしまいそうな気がいたします。。。
いつもと同じ1日が始まるはずなのに
私を乗せたバスさえも
違う時間の世界へ走ってゆく気がいたします。。。。
人の心と天気は不思議な関係がある気がします。以前nanyは同じような事をこのブログのどこかで言いましたが、こんなどんよりとした朝には、ふと何故か子供の頃の時間の1コマを思い出すのです。。
いじめられて泣きながら帰った日、母は私を床に座らせ、私の長いおさげ髪をほどいてゆっくりと梳かしはじめました。
そして何か唱歌のような歌を歌いながらまたゆっくりと私の髪を編んでくれたのです。。。
私は背中に髪にその温もりを感じながらゆっくりと癒されてゆきました・・・・・。
それだけの事なのに、私はこんな憂いを含んだ天気の日などによくこんな風景を思い出すのです。
そして、その温もりがまだ残っていないかと、自分の髪に手を触れたりしてみるのです。。。
nany*43% 7*67%・・・・
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