Ｙパン工場の・・・（本編その１）

去年のことである。。。
ＧＷ直前のある日。。
nanyの携帯のベルは鳴った。。。。

「もしもし？」
「あ！nany？あんたにお願いがあるんだけど・・・
　もし空いてたらGW一日だけピンチヒッターやってくんないかなー；」
「ピ・・・ってだってYパンでしょー？？nanyに出来る？？」
「出来る出来る！！簡単簡単♪臨時収入じゃん♪」
「臨時収入か～～！」

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そうゆう訳でnany・・・
去年のGW初日、、、、、
千葉某所にあるYパン工場にやって来た。

言っておくがYパンは別にHな工場ではない。
みんなの大好きなパンを作る工場である 。。
言うまでもないか・・・・・

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事務所で日払いバイトの手続きを済ませるとバッチと作業衣を受け取って更衣室へ向かった。
更衣室ではいろんな会話が飛び交っていた。。
おそらくレギュラーのパートさんやバイトの常連さんだろう・・

「あなた今日どこ？？」
「和菓子だってさー」
「いーなー；あたしなんてドーナツ。。。」
「え～ドーナツ最低～～！！」

nanyはなんだか訳がわからなかった・・・・・

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さて。身支度を済ませたnanyは世話役のおばさんに連れられて
いよいよラインに入ることになった。。。。
ラインまでの道のりは長く複雑でラビリンスのようである。。
しかも天上は高く高くいろんなパイプやら機械やらロボットやらがそこここに見られ。。。 nanyは何故か古い名画であるあの「メトロポリス」を連想していた。。。

なんだかどこをどう歩いてきたか分からなくなってきたnanyは。。
「どこからいらしたの？・」
などと話しかけるおばさんの言葉もよそに・・
帰れなくなってはいけないと。。。
要所要所で目印になる物を頭に叩き込もうと必死になっていた。

やっとnanyがこの日作業をするラインに着いたらしいが
あまりにいろんなドアを出たり入ったり、しかもクネクネと何度も通路を曲がって来たので、、
あーもうこれは帰りは迷うこと間違えないとnanyはがっくりした。。。。

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さて。。。。
nanyが連れてこられたのは
「○ンチパック」という皆様もよく存じておられるであろう菓子パンのラインであった。
nanyは少しドキドキワクワクした。。。。

つづく・・・・・・


　　　　　　　　nany＊４９％　　　　７＊５１％・・・・・・・・