Thursday, January 11, 2007

この街から・・・・・

年が明けて・・・
街も電車も人も皆・・・
いつものモードに戻った・・・

nanyもいつもの快速電車のいつもの立ち位置。。。
発車を待つ。。。

ホームには。。。。
次の快速を座っていくために待っている・・・
いつものおじさん。。。
おじさんはいつも。。。。
列の先頭に立ち。。。。。
目を瞑ってガムをかんでいる・・・

前で手を組んで肩幅に足を開き。。。
微動だにせずに・・・
じっと目を瞑って口だけを動かしている仕草が。。。
なんだか不思議な感じがして・・・・
初めはついついジッと見てしまったnany。。。
今はもう慣れた・・・・・
いつもの朝の光景だ。。。。。

     *****************:

nanyがこの町に移り住んでから5年余りが過ぎた・・・
けど。。。
この朝の風景は5年間変わらない・・・・
ただ。。。
おじさんの髪が以前より白くなったことが・・・
静かに切なく。。。
歳月の流れをnanyに教えた・・・・・

おじさんはnanyのことを知っているだろうか??

nanyは。。。
この朝の映像の中からおじさんが居なくなったら、、
多分すごく心配する。。。。。

おじさんも同じことを思うのだろうか???

     ******************

話したこともない・・・
声も名前も知らない他人なのに、、、
こういうことはよくあることで・・・・
いつも同じ時間にスーパーで会うとか。。。
レジのお姉さんやおばさんにしても。。。
いつも見かける人を突然見かけなくなると・・・
大きなお世話と思いながらも
なんだかすごく心配になるもので、、、、
人との出会いは不思議である。。。。。

    ******************

nanyは発車待ちの電車の中・・・
おじさんの静かに瞑った瞼の向こうの瞳に届くように
心の中でこう言った。。。。

「おじさん、もしもいつかnanyがこの街を離れて・・・
 この朝の映像の中から居なくなっても・・・
  nanyはずっと元気でいますから。。。。。」


       nany*59%    7*41%・・・・・・・


     

No comments: