Monday, July 31, 2006

梅雨明けの儀式は・・・

nanyの嫌いな梅雨が去った。。。
それにしても夕べは風が強かった。
そして涼しいというより少し冷たいと言った方が似つかわしい・・・

nanyは「盆踊り」の小さな輪の中にいた・・・
紺地に朝顔の大輪を咲かせた浴衣の裾が、冷たい風にあおられてハタハタとはためく。。
盆踊りは熱帯夜くらいの方がnany的には似合う気がする。
けど、この日の気候といったら・・余りに不釣合いで、何だか妙な儀式をしている様であった。。。

   N市五丁目納涼盆踊り大会・・・・・

これは毎年nanyの部屋に隣接する「ひまわり公園」で行われるとても地味な盆踊り。
出店も町内のお父さん、お母さん達による小規模なものだ。
おまけに毎年その日は隣の市の大きなお祭りと被っている・・・・・
踊りの輪も疎ら;。。。子供たちは踊りの輪にも入らずただ訳もなくはしゃいで駆け回っている。
大人達ですらテントの中で飲んではお喋り・・・
掛ける曲は60%は「炭坑節」(笑)。。これ掛けてれば誰かしらは踊ってくれると思っているらしい;
発展の見込みなしなのだ。。。
毎年母とnanyは踊り隊の「さくら」である。。。

ただひとつだけ子供達が“わー”っと集まる踊りがある。
それは紅白にテープが巻かれ、両端にポンポンと鈴の付いた70cmほどのバチを持って踊るものだ。
それをしゃんしゃんと鳴らしながら踊るのが楽しいらしい。
子供達はわれ先がちにバチに手を伸ばす・・・・

踊りは始まった。一瞬だけ賑やかになる踊りの輪・・・
すると輪の外に一人母親の傍にぴたりとくっつき、踊りの輪を見つめている女の子がいた。
手にはバチを握り締めている。。。
みんな友達同士で来ているのだが彼女は母親と2人であった・・・
中に入りたいのだが恥ずかしいのだろう。
気づいた母が輪の中に誘導する・・・はにかみながら女の子は踊りの輪に加わった。
nanyが彼女の前に立つ。。。。。
「ほら、こうやって踊るのよ♪」
nanyは振り向き振り向き、少し大袈裟にバチを鳴らして彼女に教える。
女の子の表情がだんだん明るくなって楽しそうにnanyに付いてくる。。。
「そうそう!上手♪」

曲は終わった・・・・・
女の子はうれしそうに母親のもとへ戻っていった。。。
毎年もう、こんな地味でつまらない盆踊りには行くものか;と思いつつ。。
こういうことがあると、自分は何だか必要なのかもしれないと思ってしまう・・
ちびっこ達☆来年は「どらえもん音頭」にも参加してくだちゃいな。
大人だけの「どらえもん音頭」はなんか;。。。。(笑)

    nany*76%   7*24%・・・・・

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